おすすめ絵本
今月の図書館で見つけたこの絵本がおもしろい!
あらすじは・・・
初めて学校に言った日、読むことも、書くことも何もできないと、教室から逃げ出してしまったこぐまのくんちゃん。
窓からのぞいて見ていると、先生は、一年生の名前を黒板に書いて、一人ひとりに、名前と同じ音で始まる言葉を聞いてまわりました。
これならくんちゃんだってできます。
学校へ行くのが楽しみになったくんちゃんの様子を見て、子供たちが安堵のため息をつき、満足そうな表情を浮かべたところで、この絵本は終わります。
表紙も絵も地味な作品ですが、くんちゃんの弾んだ気持ちが、しだいに不安に変わっていき、また喜びに変わる姿を丁寧に追っていて、子どもに気持ちに添っている絵本です。 |
絵本の読み聞かせポイント
1.ストーリーのあるものは、書いてある通りに読んであげる ※余計なことばははさまない
2.子どもが望んだら何回も読んであげる ※子どもはお話の中に入り込み体験している
3.心を込めて読んであげる ※ページをごまかしたり、そそくさと読んだりしない
4.字が読めるようになっても読んであげる ※字が読めるようになっても、お話が理解できて楽しめるまでは時間と経験が必要
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してはいけないこと
1.読んだあと感想を聞く ※「楽しかった?」「どうだった?」など聞かないこと
2.理解できたか質問する ※「分かった?」「どういうこと?」など聞かないこと
3.読んだ後で、教訓をたれる ※「だから嘘をついてはダメなのよ」など余計なことは言わないこと
4.読み聞かせをしながら文字や数を覚えさせる ※「これは○○という字よ」「いくつあった?」など聞かないこと
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